数意と姓名

10系列(水の陰)

『0、10、20、30、40、50、60、・・・』

【数意10の意味】
10(十)は「数の具われる也、一を東西となし、1を南北となす。すなわち四方十央具備」(説文)とあるように、東西南北の四正を表徴した文字で、大宇宙全体を包含する意義を有し、満ちる、完しなどの字義を生じます。しかし、大宇宙を具象する10系列運数は、「物窮まって真如となる」ことから、数意においては、空虚、空漠を暗示し、「有無の境に彷徨い、死滅の巷を往来する」という数として、人間生活に対しては、最も忌むべき、悲しむべき、憾むべき誘導となって現れやすくなります。


【水の陰】
数意10は五行(木、火、土、金、水)では、みずのと(水の陰)であり、雨、霧、水たまりを表し、留まった水、静止する水を意味しています。

雨は降ってもやがては止み、霧は出たかと思ったら消えていきます。そのように、10数は、「熱しやすく冷めやすい」極端な数となり、時間がたてば、振り出しに戻るという意味が出てきます。水たまりは、動きがない淀んだ水であり、やがては内で腐敗してしまいますし、留まった水、静止する水は、外に流れ出ないことから、様々なものが内にたまり慢性化する傾向が出て、癖などがつくとなかなか直らなかったりします。ただ、堰を切ったダムの水が、水力発電に利用されるように、一気の集中力には、目を見張るものがあり、ときに、測り知れないほどの大きな行動に出ることもあります。しかし、長続きはしません。10数は受動的ですので、凶現象は他人に仕掛けられ、被害者になりやすいです。


【心理、性格、行動様式】
10数の水は滞っている水ですので、性情は陰鬱で沈みがちとなり、いわゆる「ねくら」となります。そのため、本心はめったに人には言いません。外面はおとなしく静かな物腰で、力弱い感じとなります。また、権力を望んだり、財産を好む特性があるため、賭け事や投機に手を出したりします。才知は極めて深く、器用で判断力にも優れています。辛抱強く苦労性でもありますが、活動性を欠くので停滞している感じがあり、内に溜め込みます。


【社会適応性、職業運、家庭運】
社会適応性は、何をやらせてもその社会に溶け込んでいく適応力と成功運をもっていますが、ただ、成功失敗が紙一重のところがあります。そのため、異常な社会的成功を収める人がある反面、また急転回の不幸に泣く人も多く出ます。職業運はトラブルを自身のなかに活かしていく内容の職業と救世職が適職で、人の嫌がる仕事で成功します。世のため、人のために尽くして吉です。また、勝負運が強いので、スポーツの世界もよいです。個人家庭運は凶に誘導されやすく、短命、事故、倒産、近親者の生死別、愛情のもつれなどが生じ、安泰を得ることが難しくなります。

(*系列の個々の数は別にまとめます)